流産・死産・新生児死などで、赤ちゃんと悲しいお別れをしたあなたへ。
赤ちゃんを授かった幸せが、続いていくと信じていた。それが突然断ち切られる衝撃・・・。
こんな経験をしたら、平穏な明日がやってくるとは、とても思えない。あなたは、そんな心境ではありませんか?
トラウマ的な体験をした人の多くが、平和な未来を信じることができなくなる状態に陥るのだそうです。
そんなあなたに、あえて言わせてください。
それでも、明日は来るのです。
◆◆◆ それでも季節はめぐる ◆◆◆
先日、買い物に行く途中の道で、こんなものを見ました。
花が終わり、種ができ始めています。(ピントが合ってないですね、残念!風で揺れていたからかな)
先週は、こんなふうに咲き誇っていたのですが、
一週間で、「ああ、季節がすすんでいるんだな」と感じました。
この種が自然にこぼれて、また来年、芽吹き、育って、花を咲かせるんですね・・・。
「また来年ね」と、心の中で声をかけて、気づきました。
私がどうあろうと、季節はめぐり、いのちは受け継がれていく・・・
◆◆◆ うなだれて歩む、その足元に ◆◆◆
あなたはきっと、お別れした赤ちゃんに、日々話しかけていることでしょう。
どうぞ赤ちゃんに、見せてあげてください。
誰の世話も受けずに生きる、足元の小さな花を。明日へといのちをつないでいく、小さな種を。
「すぐに、気持ちを切り替えなさい」なんて言いません。それは無理。
だけど、どうぞ少しだけ、外に出て、歩いてみてください。
「元気を出そう、前向きに生きよう」なんて言いません。
うつむいて、うなだれていていいのです。
でも、うつむいて歩く足元に、小さな花が咲いているのを、少しだけ眺めてみてください。
もしかしたら、こんなふうに、立ち止まり立ち止まりするしかない日々は、
これまでがむしゃらに突っ走ってきたあなたへの、赤ちゃんからの贈り物かもしれません。
明日は来る。人生は進んでいく。
その日々を、ゆっくり歩んで生きましょう。
目に見えなくても確かにいる、あなたの赤ちゃんと一緒に・・・。
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