アートセラピーとは

◆◆ 造形表現をすることで心に働きかける心理療法です ◆◆

アートセラピーとは

青い布の上にビーズがある

アートセラピーは、
20世紀半ばごろから欧米で実践され始めた心理療法です。

精神疾患や心理的外傷(トラウマ)、行動障害等の治療の他、
精神的な不調や悩み、迷いの解決のために役立てることができるものです。

感情をアートで外に出す

絵画や造形などの表現活動を行うことによって、
言葉で言い表せない想いが、色や形に、自然に現れ出てきます。

ため込んでいた感情をアート表現として外に出すことで、
自分の心の状態を客観的に見ることができるようになり、
次第に心が浄化されていくのです。

色鉛筆でなぐりがきをしている手

触覚が 心と からだを つなぐ

和紙を裂いたりねじったりして貼っている

また、手を動かして
描いたり 切ったり 貼ったりして、
触覚的に素材と関わることは
心と体をつなぎ直し、
自分の中の生命力を回復させる助けになります。

じょうず、へた は関係ありません

「センスが無くて・・・」「不器用だから・・・」
などと しり込みする方もいらっしゃいますが、
アートセラピーは、素敵な作品を作ることが目的ではありません。

じょうず・へた は全く関係ないのです。

ただ素朴に色や形と関わっていく、
その過程が、自分を癒しへと導いてくれます。

筆で絵の具をぐちゃぐちゃに塗っている