心の傷を放置することの危険性

 

流産・死産・新生児死などで赤ちゃんを亡くしたあなたへ。

あなたは、無理を重ねて毎日を過ごしていませんか。
赤ちゃんを亡くした悲しみで心が弱っているのに、
仕事をし、家事をこなし、明るく会話をする・・・そんな生活を、必死でこなしているのではありませんか。

本当は何もしたくない。誰にも会いたくない。
それでも、仕事は休めない。気を遣わせないように、大丈夫ですよというふりをする。
もしかしたら、家庭でも、パートナーに悲しんでいる顔を見せないようにと、頑張っておられるかもしれません。


そんなあなたは、本当に素晴らしい人です。自分のことより周りの人のことを想い、他の人のために自分を犠牲にして頑張っている。そんなあなたは、ほんとうにすごいです。

 

でもね。
つらいですよね。しんどいですよね。
本当は自分で気づいているはず。こんな生活では、心が死んでしまうってことに・・・。

 

◆◆◆  心の痛みを放置すると…  ◆◆◆

 

もしかしたら、心の痛みを封じ込めることがうまくなり、すでに何も感じなくなっているかもしれません。もしそうだとしたら、それはかなり危ない状態です。

それは心が「凍傷」になっているのと同じなんです。

凍傷とは、

凍傷とは、体の一部または全身が極度の冷寒の環境にさらされ続けることによって血流障害と細胞の破壊が生じ、生命にかかわる状態をさします。細胞に血流が十分に行き渡らないだけでなく、細胞自体が冷寒により破壊されます。

現在では、雪山での遭難や、冷凍室での事故などでみられることがあります。ある程度までであれば、ぬるま湯で体温を戻すことで回復が期待できます。しかし重症の場合、からだの部位が完全に死んで(壊死えし)、手術による切断を余儀なくされることがあります。

「メディカルノート」より引用  https://medicalnote.jp/diseases/%E5%87%8D%E5%82%B7?utm_campaign=%E5%87%8D%E5%82%B7&utm_medium=ydd&utm_source=yahoo

 

心の痛みを放置しておくと、無感覚になりますが、それは心が凍り付いてしまったのと同じこと。

どうぞ、心の痛み、苦しみを放置せず、ケアをしてあげてください。

 

◆◆◆  心の「凍傷」の治療法  ◆◆◆

 

凍傷の治療法は、暖めることだそうです。
ぬるま湯をかけ続け、凍傷が解消されてくると、痛みが生じてきます。この痛みが、回復しつつあるサインなのです。

 

では、「心の凍傷」の治療は、どうすればいいのでしょうか。

これしかないという一つだけの答えはないけれど、確かなことは、
「誰かとの、心の通う交流が必要」ということです。

 

自分ひとりで心の傷を癒すのは、簡単なことではありません。人間は、そんなに強くないです。
だって、あなたは、大切な赤ちゃんを亡くしたんですから。
その心の傷が、簡単に癒えるはずはありません。それが当たり前です。

周りの人は、「早く元気になってね」とか、いろいろ励ましの言葉を言ってくれるかもしれないけど、早く元気になんかなれるわけがないですよ。

ひとりで苦しまずに、誰かを頼ってください。

 

◆◆◆  あなたの心に寄り添ってくれる人は・・・  ◆◆◆

 

 

身近な家族や友人に、話を聴いてくれそうな人はいますか。
余計な励ましやアドバイスなんかしないで、ただ話を聴いてくれそうな人がいい。

 

赤ちゃんを亡くした家族が集う「お話会」への参加は、とてもいいと思います。「ひとりぼっちじゃないんだ」と、心が暖まる時間になるはずです。
神戸では、「神戸エンジェライト」というグループがあります。リンクを貼っておきますね。

神戸エンジェライトHP

 



プロのカウンセラーに、話を聴いてもらうこともお勧めです。
有料だし、しかも高価格ですが(保健扱いにはならないので)、お金をかける価値はあります。
だって、あなたの心は大切なものだから。
そして、あなたの赤ちゃんへの想いは、とてもとても大切なものだから。

私も、あなたの力になりたいと思っているひとりです。
よかったら、声をかけてくださいね。

 

 

関連記事

  1. 赤ちゃんを亡くしても泣かない男性の「強くありたい病」

  2. 咲きかけた桜の花

    流産、死産のあとは、美しい季節が悲しいよね。でも・・・

  3. 赤ちゃんを亡くした絶望の中でも、希望は育まれている

  4. 心の「古傷」が痛むとき

  5. うなだれていていい。赤ちゃんと共に、明日へと・・・

  6. 蝉の声に、短いいのちの輝きを思う

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。