流産・死産・新生児死などで、赤ちゃんと悲しいお別れをしたあなたへ。
あなたは、その喪失の痛手から逃れようと、どんどん活動してしまってはいませんか。
忙しくしていれば忘れられる。そう思って、
仕事や、家事や、いろいろな用事をこれまで以上に引き受けて、
休むことなく、必死に働き続けている・・・そんなことはありませんか。
でもね。
その「過活動」は、あとになって、
大きな反動となって、あなたをさらに痛めつけることになってしまいます。
◆◆◆ 心の傷は、動いていたら治らない ◆◆◆
あなたの心は弱っているのです。
赤ちゃんを亡くしたことで、あなたは大きな傷を受けました。
それこそ、自分自身が死んだのと同じようなダメージです。
大切な赤ちゃんとお別れしたのですから、それが当たり前です。
傷が開いたままなのに、治療もせずに動き回っていたら、その傷は治りません。
それどころか、悪化しますよね。
身体だけじゃなく、心だってそうなのです。
「なんでもない」と思い込んで、何でもないようにふるまっていて、
何年も経ってから、鬱病などの深刻な症状が出る人もいるのです。
◆◆◆ 生活のペースを ゆるめましょう ◆◆◆
どうぞ、休んでください。
生活のスピードを、ゆるめましょう。
身体を休めると心が休まらない?
そんなことはありません。
考えないようにと忙しくし続けている限り、あなたの心は、全然休めていないんです。
外に出されないまま押し込まれた悲しみは、じわじわとあなたの心を痛めつけています。
「思い出すこと」「泣くこと」が、あなたの心には必要です。
それこそが、あなたの心の傷を癒すことになるのです。
◆◆◆ 赤ちゃんを思い出す時間を設定しましょう ◆◆◆
思い出すことを脇に追いやるのではなく、
むしろ、思い出す時間を、泣く時間を、自分の予定に組み込んでしまいましょう。
「ついうっかり泣いてしまう」のではなくて、
「赤ちゃんのことを思い出して、泣く時間」を、あえて設定するんです。
赤ちゃんを亡くした家族のためのお話会 に、参加の申し込みをするのも、おすすめです。
ひとりで泣くというのは、なかなかしんどいものですから・・・。
神戸には、「神戸エンジェライト」というグループがあります。
とても暖かい、安心して参加できるところですよ。
最近はオンライン開催で運営されているところも多いので、
お近くにグループがなくても参加できると思います。
私も、あなたを支える力になりたいと願っているひとりです。
どうぞお気軽にお問合せくださいね.
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