赤ちゃんとのお別れ:その悲しみを抱いて、心をつなぎたい

流産・死産・新生児死などで、赤ちゃんと悲しいお別れをしたあなたへ。

あの子がいなくなったのに、世の中は何事もなかったかのように進んでいきます。
なんやかんやありつつも盛り上がっているオリンピック。新しく封切られる映画。服飾店のバーゲンセール・・・。
コロナ禍の不自由な生活とはいえ、新しい何かが始まり、季節が変わっていきます。

 

その中で、あなたは、自分だけ時が止まってしまったような感覚を味わっているかもしれません。

誰にもわかってもらえない。ひとりぼっちだ と感じているかもしれません。

 

◆◆  赤ちゃんとお別れした悲しみ  ◆◆

 

大切な赤ちゃんでした。
これから一緒に、たくさん笑って、楽しい時間を重ねていくはずだった。

 

その赤ちゃんを突然失ったのですから、平常心でなんかいられるはずがありません。
悲しいよね。つらいよね・・・。

 

あるいは、もはや心が無感覚になってしまっている方もあるかもしれません。

 

でも、どうか知ってください。あなたはひとりじゃないんです。

 

 

◆◆ あなたは、ひとりぼっちじゃない ◆◆

 


傷つき苦しんでいるあなたに、寄り添いたいと願っている人がいます。

 

赤ちゃんを亡くしたママ、パパたちの集まる場が、いろんなところで持たれています。
ネット上での集いもあります。

 

それに、本当は、赤ちゃんを亡くした経験を持つ人は、身近なところにけっこういるんです。
妊娠しても流産に至る赤ちゃんは10分の1。死産は50分の1といわれていますから、決して珍しいことではないんですよね・・・

 

赤ちゃんとの死別を経験した人は、たぶんあなたの近くにいるのです。ただそのことを言わないだけで。
もしかしたら、あなたの状況を知れば支えてくれるような人が、すぐそばでみつかるかもしれません。

 

 

◆◆ HELPを求めて、心をつなぐ ◆◆

 


ひとりで耐え忍ばなくていいんです。
悲しいお別れがあったことを伝え、どうぞ
HELPを求めてください。赤ちゃんを亡くした今は、非常事態なのだから。

 

赤ちゃんの話をして、泣いたり、恨みごとを言ったりできる場をみつけましょう。
平気なふりをしなくてもいい誰かといっしょに、時間をすごしましょう。

 

 

◆◆ 赤ちゃんとお別れして時が流れても ◆◆

 


そして、もしあなたが、赤ちゃんとお別れして年数を重ねた人なのであれば、

今は心の傷も癒え、平常心で生活できる状態になっているかもしれませんが、

悲しみのケアをしないままであるならば、ぜひ今からでも誰かを頼ってみてください。「今さら」なんて思わずに。
手当てをされないままだった心の傷は、もしかしたら痛みを感じなくなっているだけで、まだ回復はしていないかもしれません。あるいは、あなたのその経験が、誰かを助けることにつながるかもしれません。

 


 

私も微力ながら、あなたとつながっていきたいと願っているひとりです。
私は、自分自身の流産の経験から、この悲しみに寄り添う働きをしたいと思い、

簡単なクラフトや色塗り、描画などの活動を通して、赤ちゃんに想いを届け心の痛みを和らげるプログラム「アートセラピー」を提供しています。
よかったら、声をかけてくださいね。

 

 

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